2003年12月

生きる闘志

「癌にありがとうと」は言えないけれど・・・
絵門さんの 「癌とゆっくり日記」(12/25)を読んで想った。
彼女も私も究極の自体でも、諦めずに人生に全力投球している。
サバイバー魂が癌と共存して生きるコツは「生きる闘志」
絵門さん曰く、 ”がんになったとき「闘志を燃やした」という人たちの生存
していく力が最も強いという調査結果がある。 初めはこれを意外に思ったが、
今はなるほどと納得できる。”
彼女が産業カウンセラーの面接実技試験を受けに行ったのは、
聖路加に入院する4日前で、救急外来でホスピスへの入院を 提案された 日の午後のこと。
その時の気持を絵門さんは ”健康な人が普通に持つ目標にしがみついていたかったから。
病人ならできないはずのことをしていれば、 病気から遠ざかれるように感じていたから。”
私も、余命半年の告知を受けながら尚且つ、未だにパソコンの
資格試験の勉強を続けている。
パソコンのインストラクターとして働く以上、バージョンアップに 伴う勉強は果てしなく続く。
この仕事をする以上、この努力を 止めてしまえばお終いだと感じている。
何か目標を持ち、普通に暮らすこと、前向きな人生を歩むことで 免疫力UP!UP!
今年の私の手帳も真っ黒でボロボロになった。 来年の手帳も買いに行かなきゃ!

「負け犬の遠吠え」

どんなに美人で仕事ができても、「30代以上・未婚・子ナシ」は女の負け犬!
酒井順子著の過激な内容の本が今、話題。
人生の終着駅を目前に今、想うこと・・・。
今度、産まれ変わったら、今とは全く違った人生を歩みたい。
結婚もしない。 子供も産まない。
その替わり、恋を沢山したい。
行き当たりばったりの人生、どこかで、野垂れ死ぬ。
何も背負わない、誰にも遠慮しない、気ままな人生。
家庭や世間に縛られず、自由に世界中をふらふらさ迷い歩く。
スーツもヒールも脱ぎ捨てて、裸足で歩く。
飼い犬ではなく、野良犬の人生を謳歌したい。
元々、子供の苦手な私が、たまたま勢いで、3人も産んでしまった。
残す子供が幼いほど、人生に未練と執着心が残る。
どうせ、最後まで成長を見届けられないのなら、子供など 産まなきゃ良かった。
もし、産まれ変われるのなら、何も残さないで、
風のような自由な人生を歩み、静かに消えてなくなりたい・・・。

サイコロジスト

癌告知を受けて、手術や治療を拒否する。
余命告知を受けて、自殺する。
「死への恐怖に、敗北してしまう」人も数多い。
宗教も民間療法も、『信じるものは救われる』
癌患者が、心穏やかに過ごすには、こういう手段もありだろう。
「余命告知を更新しながら、どうして、そう平然と明るくしていられるのか・・・?」
とよく問われる。
もちろん、家族や友人達の暖かいサポートのおかげでもあるが、
私は、実は、薬で、精神的コントロールをしている。
一連の乳癌キャンペーンの後、同じ新聞紙上で見たある芸能人の手記。
それが私をひどく傷つけた。
3日間、食べることも、寝ることも、飲むことも 出来なくなるほど、鬱状態になってしまった。
このままでは、体より、心が先に死んでしまうと想い、精神科に飛んで行った。
鬱には薬が一番。 「やる気が出る薬」いい新薬がある。
精神科というと、日本では偏見があるが、アメリカではとても、一般的。
アメリカで、友人の家に泊まりに行った時、当時、 高校生の彼女の妹が過食症だった。
巨体の彼女はモンスターのごとく、真夜中に冷蔵庫の生の人参までも 家中の食べ物を
食い尽くす勢いで、絶えず食べている。
姉の友人がそんな自分の妹を「She needs psychologist.」と簡単に一言。
実にアメリカ的な発想だ。 その当時は、なんて冷たい家族なのだろう。
自分が姉として、相談相手になってあげればいいのに・・・。 と心の中で私は想った。
しかし、心の病はサイコロジスト(Psychologist)という心の病気を扱う専門家 に
任せるのは得策だと、自分が心の病になって冷静にそう想う。
実際は、アメリカではサイコロジストを持つことはそんなに特異なことではない。
普通の人が「今日は午後から、サイコロジストのアポがあるから・・・。」
なんて、通常にさらりと言ったりする。
今はいいお薬が沢山、出ている。
心が風邪をひいた時は、心の病の専門医の助けが必要だ。
早めに受診するのがポイント。
日本では精神科への偏見で、こじらせてしまっている人が多い。
女性として、胸や髪の毛を失って、平然としていられるわけがない。
それで平気だったら、やはりどこか神経が一本足りない人だろう。
乳腺外科の主治医に心のケアまでをあの混んだ外来で 要求するのは 酷なこと。
めそめそ泣かれたり、愚痴を延々と聞かされたり・・・。
外科外来で、治療以外のことを話していたら、それこそ、きりがない。
メンタルケアは自分に合ったいい専門医を探し、精神的安定を保つのも、
寿命を延ばすコツだろう。

季節はずれの衣替え

春夏は、ゴールデンウィーク中・秋冬は体育の日あたりに
する恒例の年間行事の衣替え。
余命半年の告知から、どうしても、 やる気が出なくて出来なかった。

限られた時間、無駄な動きは一切、したくない心境。
春夏物のスーツをやっと、今日、クリーニングに出す。
いつのまにか、すっかり季節が変わっていた。
巡りめぐる・・・日本の四季と私の死期。

強がり

「乳がんはきかない(気の強い)人がなるらしいですよぉ~!」
必死に笑いをこらえているまともな人達を前にのうのうと言う私。
癌は、心のしこりが産み出す病気だとも言われている。
気分の起伏の激しい人(躁鬱傾向)がなるとも言われている
女性がもっとも、なりたくない癌。
乳がん患者は、周囲に病気を徹底的に隠すか、もしくは、公表して、
「ガンバ!ガンバ!」「ファイト!ファイト!」とママさんバレーののりで、
「乳がんでも、私って、こんなに、元気なのよぉ~!」と強がるか、2者選択を迫られる。
自然体でいられないのは、気持が不安定な証拠。
涙を見せるのは悔しいし・・・。
やたら、笑っていたら、おつむの足りない人みたいだし・・・。
ふつーに、してることが難しい今日、この頃。
プロフィール

drecom_mariko4649

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