2004年07月

楽しい悪口

毒舌派の癌友がなんとも、あっけなく逝ってしまった。夜に電話で、「楽しく悪口」を言い合う相手だったのに。。。
 彼女は温存でリンパ転移なしの乳癌、とても軽い人だったのに、3年半後にいきなりの脳転移から、わずか半年で、あっけなく、先に逝ってしまった。
 一緒に、「○○○のイカレタ女達。がはははっ!」涙が出るほど笑い合った仲なのに。。。
 脳に転移してからは、ガンマナイフ(脳の放射線)を受け、それから、あやしげな地方の開業医の元へ通っていた。「癌は治った!○○医院のおかげ。真理子さんも、行ってね!」
大体、癌が治ったなんて公言する医者を私は信じない。
 「○○先生に遠隔治療をしてもらったから、今日はなんとなく気分がいいわ。。」彼女と話す度、その民間療法まがいの○○医院の医者の話題が多くなり、「あぁ・・・イカレちゃってるなぁ~。とうとう。」と少し距離を取っていた間に、彼女はあっけなく逝ってしまった。
「癌は治った!もう、病院へは行かないわ!」
と大喜びしていた、彼女。何とも、答えようがなかった私。信じるものは救われる。せめて彼女の死が穏やかで安らかなものでありますように・・・。

夏の終わり

m4uflc9x.JPG今日、ようやく私の中で、2003年夏が終わった・・・。

ブル新

中絶した赤ん坊の手足を切断して、ゴミとして廃棄処分。
新聞1面トップを飾ったニュースを見た瞬間に彼が書いた記事だとピンときた。
テレビに次々と報道されるニュース。
うきうきして語る記者。やっぱね。
こうして、社会の盲点をあぶりだす取材能力はやはり、天職なんだろう。
手足を切断されてゴミとなり、捨てられた赤ん坊。
そんな仕事をして生活していた職員。
産まない子供をゴミとして捨てた母親。
 色々な人の「気持」が簡単に報道されるニュースの裏側に垣間見られ、複雑。
祝福されて誕生する命もあれば、一度も抱かれることもなく廃棄される命もある。
女性の長い人生の中で、健康に子供を産める時期はほんの短い年数。「仕事」や「遊び」は取り返しがつくけれど、失われた「命」は取り返しがつかない。
 切断された小さい「手」「足」を報道して、命の大切さを伝えて欲しい。

ざまあみろ!

ある著名人が私の記事を「プチブルジョアの悲劇」と語った。
なるほどな・・・。私が勝ち犬で、幸福な家庭を築いているから、新聞紙面に大きくとりあげられたんだと思う。
私が、シングルで、50歳代のじゃがいものようなババァだったなら、絵にならないだろう。
新聞の一面や本の表紙は飾らない。
不幸な人が不幸になっても、面白くない。
幸福の絶頂期に命を絶たれる、面白さが
「ざまあみろ!」という世間の興味を誘う。
「上手い」取り上げ方だと感心する。
的を得た投書だったからこそ、取り上げられたのだが、マスコミの興味を引いたのは、
私が「勝ち犬」だったから。
物事の本質を見抜こうとする私は、人を持ち上げたり、叩いたり、まさしくマスコミ的感覚を持ち合わせている。
今度生まれてくる時は、フェミニストを語れるジャーナリストに生まれたい。あ・もち、多分、負け犬。
誰にも遠慮せず、迷惑をかけず、一人で自由に生きるんだ。

多分、おっとりした長女は勝ち犬気質。
気の強い次女は負け犬気質。
二人とも、女としての幸せを味わって欲しいから、「勝ち犬」になって欲しいと思う私は
矛盾だらけの親心。
やっぱ、孫の顔は見たいしな。

辛口の本音

海の日、祭日だというのに、私は朝から夕方まで、一日、3コースの講習。
夫と長男はプール。長女は高校野球の応援。
次女は部活。それぞれに忙しい海の日の祭日。
仕事の帰りに母の見舞いに行く。夕食前のつかのまの時間。
私が母に打ち明けた秘密の本音。

「あら、え!そうなんだ・・・。」
「そうよ。知らなかった?」
「あんた、それは書いちゃ駄目よ。」
「駄目かなぁ~。」
「絶対駄目よ、面白いけどね・・・。」

老いた母がにやりと笑った。
事実は小説より奇なり。

書きたいんだよな。それが、そういう人間味の面白さを。
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