2005年09月

無駄な悩み

抗癌剤の副作用で、食事がとれなくなったらどうしよう・・・。

なんて、期待は裏切られ、全く副作用なし。
それだけ、薬が効いてないということなのだろうか?

もともと副作用の強いACの時でも、一度も吐いたりしたこと
のない私はそういう面ではタフなのかも知れない。

今日は、仕事が休みだったので、秋晴れの中、犬の散歩を
楽しみ、お友達とランチに出かけて沢山おしゃべりをした。
食欲があり、デザートまでしっかり食べて楽しいひと時を過ごす。

こうなったら、どうしようか。ああなったら、どうしよう。
とあれこれと仮定して悩むのは無駄なことだと思う。

乳がん患者は再発を恐れて、10年過ごす。

一通りの治療が終わっても、
再発が怖くて、怖くてしょうがない患者も多い。

再発が怖ければ、再発した時に悩めばいいと思う。

あれこれ悪い方向へ想定して、思い悩むのは時間の無駄。
それこそ自分で自分の心を病気の闇の中へひきずり込んでしまう。

それよりも、病気を忘れて、空の青さとか、花の匂いや風を肌に感じ、
心地良く今を生きる方がいい。

治療の節目

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今日から、経口抗がん剤を飲むことにした。
ヒスロンHにホルモン剤を変更してからも、
じわりじわりと腫瘍マーカーが上がり続ける。

何の痛み止めも使わず、日常生活が出来ている今現在の私の
全身状態は決して悪いわけではないが、どうしても
腫瘍マーカーの微妙な動きが気になる。
本当は精神衛生上、良くないけれど、薬の効き目を確認したいし・・・。

そもそも、再発してからかれこれ2年4ヶ月。
ホルモン治療だけで、このように安定した状態を保てたのは
とてもラッキーなことだと思う。

抗癌剤はどうしようかと迷っているうちに月日が過ぎた。
その月日は、とても充実して生き生きした時間だった。

抗癌剤の副作用で、「体力」や「生きる気力」を失ってしまったら、
もともこもないので、慎重に薬剤を選ぶ。
実に4年ぶりの抗癌剤治療。

とりあえず、エンドキサンとフルツロンを飲んでみることにした。
経口抗がん剤で、脱毛もしないし、副作用も少ないはず。
ヒスロンHとエンドキサンは愛称がとてもいいという噂にも
賭けてみたい。

再発予防薬としては、もう時代おくれの薬だけれど、
再発後に長く飲んでNC(現状維持)を保ち続けている人も多い。

乳がんの場合、ホルモン剤も抗癌剤もとにかく薬の種類は
沢山あるので、その分、生きる希望も持てる。

私がこうして生きる気力を保てるのは、絶望せずに、生きる
希望をたえず、探しているからだと思う。

点滴をしながら、
「せんせ、冬休みはスキーに行ってもいいかなぁ・・・?」

主治医が、「ころばなかったら、いいよ~。」
「温泉のあるスキー場に行って、なるべく温泉を楽しんだら?」
と流石、いいこと言うね~。

夏はダイビング、冬はスキー。
人生、楽しまなきゃ~!

ちなみに、乳がんの薬代はとてもお高いので、3ヶ月分まとめて
出してもらいました。保険で1万5千円以上は戻って来ます。
賢く、治療費も節約しないと・・・・。


秋のかぜ

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朝から体調が悪い。
熱っぽい、体がすごくだるい。

よいよ、本格的にがんが「キターッ!」なんだろうか。
とりあえず、起きて、子供を送り出し、食器洗い機をと
洗濯機を回して、ベットに逆戻りした。

午後からは大事な研修会がある。
パスしようか、しばし、ベットの中で迷う。

研修を受けても、どうせ何時まで働けるかもわからないし。
死ぬ準備をそろそろ始めたほうがいいのではないだろうか。
一挙に絶望的な気持ちになる。

余命告知から2年すぎても、「のん気」な私は
まだ、な~にも準備していない。

気合!を入れて、研修会に出かける。
いざ、現場に入ると楽しいし、嬉しい。
とても、前向きな気持ちになれる。

夕方自宅へ帰ると、鼻水とクシャミが・・・。
どうやら、季節の変り目で風邪をひいたよう。

なんでもかんでも、体の不調を「がん」に結び付けて考える
のはよくないと思う。

秋田の玉川温泉はがんに効くと有名ですが、我が家で
お手軽に玉川温泉の華で玉川温泉気分を楽しんでいます。
あったかくして、早くねよう。

幸せの記念日

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次女の誕生日。
ディズニーランドに行った翌朝、分娩台に上がって
5分で生まれた超安産の次女。

看護婦さんが先生を呼びに行っている間に生まれて
しまったので、分娩室には、夫と私しかいなかった。
一度、思い切り力んだら、肩まで飛び出した次女が
ギャーギャーと産声を上げていた。

「わぁ・・・。」と顔を見合わせた私達夫婦。

とても、とても幸せな瞬間だった。
どんどん成長して、赤ちゃんではなくなっていく子供達。
でも、その天使の温もりは永遠に。

私が死んでも、お父さんとお母さんがどんなにあなたのことを
愛していたか、忘れないでいて欲しい。

向こう側の岸


彼岸の中日は晴天に恵まれ、夫の実家へお墓参りに行く。
曾おばあちゃんの好きなモナカと曾おじいちゃんの
好きなお酒をお供えして、お線香をあげる。
地味でも、実直な人生を送ったお二人はとても長寿でした。

お墓の前で手を合わせた時には、面影が心の中で蘇る。

長男が帰りの車の中で、
「なんで、曾おじいちゃん、曾おばあちゃんをこんなに大事にするの?」

「おじいちゃん、おばあちゃんがいなかったら、パパも
生まれていなかったし、あんたもこの世にいなかったんだよ~。」

地球にも誕生があり、寿命がある。
やがて、この地球も、無くなる日が来る。

そんな無数の生命体の流れのような地球上で、
こうして縁があり、出会い、家族になった。
ことは本当に奇跡のようなこと・・・。

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