「体調は・・・?」
私の病気のことを知っている人に会うと、まず、
という質問を受ける。

相手に悪気がないのは十分承知をしているのだけど、
答えに困る。
寝たきりなわけじゃないし、仕事もしているし、
かといって、そんなに体調が良いわけでもない。

自分でも、自分の体調が良いのか悪いのか、正直
よくわからない最近。

そんなに大袈裟な重病人のように、扱われるのにも
抵抗がある、かといって、「ファイト!一発!」
というモードでもなく、そこそこに病気で、
かといって、100% いつも病気にとらわれて生きている
わけでもなく、飄々として、毎日、暮している。

些細なことで、喜んで、怒って、笑って、泣いて、
母親として、妻として、社会人として、色々な顔を巧みに
自然に使いわけて、いつも、いつも、病人として生きているわけではない。

再発乳癌をカミングアウトしたことで、病人として特別扱い
されることは嬉しくはない。

もうじきいなくなる人間として、見られるのは悲しい。
そんな時、冗談まじりに、オチャメに答える。

「ま・そこそこに癌患者していますぅ~。」