今夜の「金スマ」
がんで御家族を亡くされた人たちの特集には、
考えさせられるものがあった。

がんの積極的治療は何時まですべきだろう。
手術や抗癌剤は患者の体にとってかなり負担だ。

友人のお父さんは胃癌で余命3ヶ月と言われたが、
手術後、一度も自宅に帰宅せず、1ヶ月半で亡くなった。
最期の時まで、自分が、癌だとは知らなかった。

親友のお母さんは肺がんだった。
手術後、癌だったと聞かされて、
「癌なら、手術なんてしなきゃよかった・・・。」
とポツンと漏らして、一旦退院したが、
まもなくして亡くなった。

「手術をすればよくなる。」
「抗癌剤をすればよくなる。」
そう信じて患者は辛い副作用と戦い治療をする。

もしも、完治しないと本人がわかっていたら、どうだろう?

私なら、病院で点滴につながれた状態で生きるより、
お空の下で、風に吹かれていたいと思う。

もう助からないとわかっている状態での積極的治療する
意味ははたして、本当に患者や家族の「気持ち」に
寄り添ったものなのだろうか。

医療現場では、副作用と治療効果を計りにかけて、
緩和的治療へ切り替えるタイミングは家族や本人に
ちゃんと説明されているのだろうか。

体力がある元気なうちに、旅行でも行ったり、
自宅で家族とゆっくり過ごしたりする方が、家族も
患者も、幸福ではないだろうか。

治療をするにも、止めるにも、勇気がいる。
辛い選択を決めるのは、自分。