なんの自覚症状もなくある日、がん告知を受け
がん患者となる。

右往左往しながら、アップダウンを繰り返し、でも
確実に自分の中で変化する浄化されていく魂をなんと
表現したらよいかわからない。

ただ、がんはそんなに「悪い奴」でもないと思う。
ちゃんと失うものと得るものをバランスよく自分にも周囲の
人間にも確実に与えて残している。

今日はショッピングモールにお買い物に行った。
帰りに、長男と夫はUFOキャッチャーで遊び、
私は長女と生まれて初めてのプリクラを取る。
私はキティちゃんの着ぐるみを、長女にはピカチューの着ぐるみ。
キャッキャ!キャッキャ!と喜ぶ私に
「もう、しょうがないな~。」としぶしぶ付き合う長女。
プリクラの台に移動する時はやっぱり恥ずかしいみたいで、
周囲をキョロキョロしながら、
「お母さん、ちょっと、もっと帽子、深くかぶってよっ!」

病気になる前は、私はこういう「おバカ」なことは一切しなかった。
家事や仕事や勉強を最優先でバケーションの時さえも、
いつも参考書を片手に持っていた。変に生真面目だった私。

心の底から笑える瞬間を楽しめるのは本当に病気がもたらして
くれた奇人変人的「心のゆとり」なんだと思う。
今日もまた、親子で忘れられないない思い出を作り。