今は薬が効いて、腫瘍マーカーは下向中だが、
骨セメントから、丁度、1年。
全身の状態を検査することに。
次々と入れる検査予約。骨・肺・肝臓・・・。

発病から5年目。再発から、3年目。
治療が長引くと精神的にも、肉体的にも疲れが出る。

がんが再発してからは、背中に大きな岩石を背負って
マラソンしているような状態。
時々、立ち止まり、うずくまりたくなるような心境にかられ
ながらも、こうして一生、私は生きている限り、走り続けるのだと思う。

普段は忘れているがんの存在を画像で確認する作業はやはり辛い。

私、死にたくないんだけど、何か治す方法はないの?」
と主治医に聴いた。

「人間は誰でも、何時かは死ぬから・・・。」
主治医がそう話し出したとたん、私の目がうつろになり、空中を飛ぶ。
それからの彼の話は耳に全く入ってこない。
治らない病気を受け入れることは、やはり辛いんだと思う。

検査は淡々とこなして、結果を聴きに行く時は夫に付き添ってもらおう。