手術等、早期治療により、治癒する患者の多い乳がん患者にとって、
「転移の恐怖」というものは、想像を絶するものがあると思う。

再発するのが怖くて怖くて、しかたない患者達の気持ちはよく分かるつもり
だけれど、鈍感な患者同士の発言に傷つくこともある。
こういう場合は、健常者の方がまだ、気を使ってくれる場合もある。

9/8 読売新聞に掲載された
転移の恐怖 見つめた命 本田 麻由美記者

転移再発した乳がん患者の生存期間中央値は、近ごろは4年ほどと聞く。」

この部分はもっとオブラートに包んだ表現にして欲しかったと思う。
たとえば、「再発乳がんの治療もすすんでいるそうだが、がんが治癒しない
ことを覚悟しなくてはいけない。」等、言葉のプロなんだから、いくらでも
言い回しがあると思う。

乳がんが再発して、治療中の人でも「がんと共存」して長く生きている
人もいるし、希望を持って治療を続けている人も、ましてや自分の予後を
知りたくない患者も大勢いる。

だから、公の紙面で、わざわざ具体的数値を書かなくてもいいのになぁ~。
と正直、思った。

もし、彼女が再発していたら、書けただろうか、そんな残酷なことを・・・。