長男が振り替え休校だったので、夫と私と3人で、Death Note 2 を観に行った。
子供がいなければ観ないような映画だったけれど、
思いのほか、いろいろと考えさせられた。

「人の死を自由に操ることが出来る」

という不当の権力を手にしたとたんに、普通に善良な人の
人格がどんどんと破壊されていくその過程が妙にリアルで怖かった。

どの人間にも、心の善悪が混在していて、社会のルールに
したがって、善良に生きているけれど、誰もが、自分の中にある
欲望とか自己顕示欲等、心の闇を持っているのではないかと。

今、医学の進歩により、臓器移植とか、体外受精とか人の生命が
神の手の領域に近づきつつある。

救えなかった命、恵まれなかった命を授かるのは素晴らしいこと
ではあるけれど、そこに介在する人間の「意識」は必ずしも、
善良でありつづけるとは、限らないことを前提に、
人間の弱さを自覚した上で、謙虚に議論されるべきことだと感じた。

がんで言うと、抗癌剤も放射線も何も体験したことのないど素人のがん体験者が、
がんの相談員として働き、公の場所でトンチンカンな発言することも
「あなたに何が分かるの~?」
何か勘違いしちゃっている人の無神経な「意識」の大きなずれを感じる・・・。