最近、長く歩くと息切れをすることがある。
太ったせいか?運動不足か?と思っていたがけれど、
放射線や抗癌剤等でも、副作用に心臓障害が出ることもある。

乳がんの場合、温存手術の後、局所再発を防ぐ為に、
放射線治療を受けることが多い。

私の場合は、全摘出手術だったが、かなり進行していた為、局所コントロール
の為、放射線を広範囲にあてた。
結果、今、皮膚再発等なく、よく患部はコントロールされている状態だと思う。
目に見える場所に再発すると匂い等、とても辛いそうだ・・・。

でも、放射線の副作用というのは時間がかなり経過してから出てくる。

乳癌の放射線治療は、5年生存率は上昇するのに、なぜか、不思議なことに
10年生存率が低下してしまう理由が当初は不明だった。
心臓に放射線があたるために、心臓の障害が起きて、10年後の死亡
率が上昇することがわかったのはかなり後だったそう。
今は、心臓になるべく当たらないように工夫されているそうです。

以下、かんだつ先生のHP、
がんの診断や治療に関心のある方のための部屋
乳がん治療→放射線治療の副作用から引用:

心臓障害

以前は、左側の乳がんで、心臓の冠動脈(心臓そのものを栄養する血管)
に照射した結果、冠動脈の硬化が生じ、その結果として、心筋梗塞が増加した。
特に、初期ガンで、生存期間が長い場合が問題となる。
このため、乳がんの治療としては良くても、生存率としては上昇しないという
結果になっていた。
肺になるべく当たらないように(放射線肺臓炎が起きないように)、
胸に平行に照射するが、この時に、心臓の前側に照射することが原因となっていた。

参考外国の文献:

1)Stewart JR,et al: Radiation-induced heart disease: An update.
Prog Cardiovasc Dis 27: 173-194, 1984
2) Fuller Sa, et al: Cardiac doses in postoperative irradiation.
Radiother Oncol 25: 19-24, 1987
3) Gyenes G, et al: Morbidity of ischemic heart disease in early
breast cancer 15-20 year after adjuvant radiotherapy. Int j
Radiat Oncol Bilo Phys 28: 1235-1241, 1984


1980年代に上記のような報告が続いたため、1980年台中盤以降には、
心臓になるべく放射線があたらないように工夫が行われている。

原因にはこだわらずに、近いうちに心臓の検査も受けてみようと思います。